フィリップ・コトラー

マーケティングといえばこの人。
とも言える大御所、フィリップ・コトラーをご存知ですか?

アメリカ人の経営学者で、マーケティング論が専門分野です。
シカゴ大学で経済学の修士号を、マサチューセッツ工科大学で経済学の博士号を取得。
その後、ノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院で教授となり、現在はSCジョンソン特別教授として活躍されています。

そんな、フィリップ・コトラーですが日本でもマーケティングの第一人者として知られ、多くの著書も翻訳されていて、Amazonで検索したら数多くの関連図書が検索できるのですから、その影響力は絶大ですよね?

効果的に市場を開拓するためのマーケティング手法であるSTP戦略、STPマーケティングであったり、製品(product)、価格(price)、流通(place)、プロモーション(promotion)からなるマーケティングの4Pなどもコトラーが提唱した理論として有名です。

著書としては「マーケティングマネジメント」「競争の戦略」などが有名ですが、非常に分厚い1冊。
マーケティングを徹底的に学ぼうと思ったら手に取る価値がありますが、初心者の方は読みやすい入門書からチャレンジするのが良いかもしれません。

「マンガでやさしくわかるコトラー」など、漫画で分かりやすく学べる書籍もありますし、活字で学ぶなら「超入門 コトラーの「マーケティング・マネジメント」」などは、コトラーのマーケティングのエッセンスを学ぶことができる最適な1冊となるでしょう。

日本で発売されたコトラーの新しめの著書としては、「コトラーのマーケティング4.0 スマートフォン時代の究極法則」などがあり、シェアリングエコノミーやコンテンツマーケティングと言った、Webやスマートフォン全盛期の今、コトラーの目から見て現在はどのようなマーケティングを行えばいいか?

そのヒントが得られる1冊として貴重な知見を学ぶことができます。

コトラーのマーケティングといえば、人によっては教科書的な古典を思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれませんが、このように最新のマーケティングに対応して理論はバージョンアップされているのですね。
マーケティングの全体像を学ぼうと思ったら、まずはフィリップ・コトラーの著書から学びはじめてみるのは良い選択かもしれません。

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