「フロントエンド=集客商品」、「バックエンド=収益商品」を意味します。
フロントエンド(集客商品)で見込み客を集めて、バックエンド(収益商品)で利益を出すというイメージになります。
この説明だけではもしかするとピンとこない方もおられるかもしれませんので、身近な具体例を挙げて解説致します。まずはフロントエンドからいきましょう。
例えば「100円マック」という言葉をご存知でしょうか?
マクドナルドが2005年4月19日にメニュー価格を一新したのですが、その際僅か100円で購入できるようにした単品メニューの通称です。ハンバーガー、コーヒー、ソフトクリームなどが僅か100円で購入できるようになり、たくさんのお客を集めることに成功しました。
この「100円マック」が、フロントエンド(集客商品)になります。
ただ、マクドナルドが本当に売りたい商品は「100円マック」ではありません。いくら「100円マック」の販売数を伸ばしても、大した売上にならないからです。
では、マクドナルドが本当に売りたい商品とは何でしょうか?
その答えは、バリューセットやハッピーセットなどの高単価商品です。これが「バックエンド=収益商品」です。
なぜ、フロントエンド(集客商品)が必要かというと、それによって沢山の見込み客を集められるからです。
「ちょっとお腹空いたな…」「100円だったら良いか…」と、購入のハードルを下げることが可能になりますし、バックエンド(収益商品)を提案するチャンスが生まれます。
インターネットビジネスに置き換えると、例えば以下のようなオファーを見た事はないでしょうか?
「98,000円で販売していた特別プログラムを期間限定で無料公開!」
おそらく、誰もが1度くらいはこのような宣伝文句を聞いたことがあると思います。
そしてメールアドレスを登録すると、後日高額なバックエンド(収益商品)が待っているというのがお決まりのパターンです。
売り手目線で、フロントエンド(集客商品)を考案する際の注意点としては、決して品質を妥協しないようにしましょう。
「無料だから」「格安だから」という理由で出し惜しみをされる方がおられますが、それではバックエンド(収益商品)セールスの成功は望めません。
「無料なのにここまでやってくれるのか…」という良い意味での驚きを提供することによって、バックエンド(収益商品)が売れていくのです。