リストマーケティング

リストマーケティングとは、顧客リストを活用したマーケティング手法の事です。

では顧客リストとは何かというと、大別すると「見込み客」と「既存客」のことを指します。

要するに、あなたの商品に興味関心はあるけれども未だ購入には至っていない状態のお客が「見込み客」であり、一度でもあなたの商品を購入したことのあるお客が「既存客」です。

※関連して「潜在顧客」という概念もありますが、説明を分かりやすくするためにあえて簡略化しています。潜在顧客=商品の必要性に気付かせてあげることで見込み顧客になり得る人たちのこと。

リストマーケティングにおいては顧客リストの数と質が重要であり、そのまま結果(売上)に直結する指標になるため、多くの企業が顧客リスト収集活動に勤しんでいます。

例えば、健康食品やサプリメントなどで初回注文分を格安で入手できるキャンペーンなどをご存知ではないでしょうか?

企業側は通常よりも割安な価格で商品を販売するため、一見すると損をしているように見えるかもしれません。

しかし、その代わりに購入者の「住所」「電話番号」「メールアドレス」などの個人情報を入手することが出来るのです。

これがリストマーケティングの一例です。

それでは、なぜ「顧客リストの数と質」が重要なのでしょうか?

例えば、新商品の発売キャンペーンを実施するとして顧客リストが100件しかない場合と、10万件ある場合とを比べてみてください。

どちらがキャンペーンの成功確率が高いかと言えば、一般的には後者になるでしょう。

ただ、単純に顧客リストの数が多ければ良いか?というと必ずしもそうとは言い切れません。

10万件の顧客リストに対してキャンペーン情報を配信しても、全く読まれていなければ成果に繋がらないからです。

つまり、リストマーケティングは数と質が重要なのです。

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