AIDAの法則

AIDA(アイダ)の法則は、アメリカにおける広告とセールスのパイオニアである、セント・エルモ・ルイス氏(1872年 – 1948年)が提唱した消費者行動のプロセスになります。

順番が前後してしまいましたが、以前こちらの記事でご紹介したAIDMAの法則AISASの法則の原型として知られる考え方になりますので、基本的な消費行動モデルとして押さえておかれると良いかもしれません。

ちなみに、提唱者のセント・エルモ・ルイス氏が、どのような人物だったのかというと…

広告代理店を設立されたり、広告マネージャー協会の会長に選出されたり、当時の広告業界では「知らない人はいない」というほどに有名な方です。(死後1951年には広告殿堂にも選ばれています)

まさに、現在の広告業界の礎とも言える、広告業界のパイオニア。それが、セント・エルモ・ルイスという人物になります。

では、氏が提唱したAIDA(アイダ)の法則とはどのような内容なのでしょうか?

以前の記事と重複してしまう部分もありますが、それぞれの頭文字については以下をご確認頂ければと思います↓

1.Atention(注意)

当然ながら、消費者は自分が知らない商品を買うことはありません。
そのため認知というステップが必ず購買プロセスのスタート地点に存在します。

2.Interest(関心)

消費者は商品・サービスを知っている。しかし、まだ関心や興味を抱いていない状態です。このようなユーザーをいかにして、興味・関心のフェーズに引き上げていくかが企業にとって、次の課題であると言えます。

3.Desire(欲求)

認知・関心のフェーズを経て、その商品・サービスに対する欲求が生まれている段階です。

4.Action(購入)

商品・サービスの購入という形でアクションを起こします。

以上が、AIDA(アイダ)の法則の解説になります。

シェアする

フォローする